いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
日本平成村のじん(村人)を紹介するこのコーナー。今回は、日本平成村(岐阜県関市武儀地域)で創業120年を超える老舗料理屋を営む森光範(もりみつのり)さんを取材しました!
※ちなみに「じん」とは、日本平成村の方言で「ひと」のことを指しています。
それでは、いろいろ聞いてみましょ~♪♪
丸登屋さんといえば、関市武儀地域で創業120年を超える老舗料理屋さん。
丸登屋さんには「鰻メニュー」があるせいか、お客様からよく「丸登屋は鰻屋さん」と勘違いされるそうですが、正式には「老舗料理屋」とのことです(わたくしえさゆうも初めて知りました・・・)。
丸登屋さんの創業は明治28年。飲食をスタートさせたのは昭和24年とのこと。
丸登屋さんが飲食をはじめてから、いまの森光範さんで「4代目」にあたるそうです。
丸登屋さんの建物がある通りは、もともとは宿場町。
当時は、行商や鮎の友釣り、建設業者や機械の設置業者などにより、多くの宿泊需要があったそうで、昭和43年に「丸登屋旅館」をスタートされました。
さかのぼると、森さんのおじい様の代から旅館をはじめたとのことです。
※2019年現在では、丸登屋さん以外の旅館もすべて閉店しています。
丸登屋さんを訪れる多くのお客様がオーダーする「鰻料理」。
とくにランチタイムは、うな丼の注文が多いそうです。市外県外から食べにいらっしゃるお客様も多いのだとか!
ちなみに、夜の営業は地元のお客さまが多いとのこと。
日本平成村では、人口減少や引き継ぎ手がないという理由で「お店をたたむ」ところが多いことも事実。
丸登屋さんが、この地で飲食店を続けていることは本当に素晴らしいことだと感じますし、地元の人たちから愛されているのだなって思いました。
丸登屋さんの「うな丼の特徴」は、注文を受けてからうなぎを捌き、焼きはじめるということ。
お客様には一番おいしい焼き立ての状態を提供されているそうです。
それから、先代から継ぎ足しで守り続けてきた秘伝のタレも最高です。これがもうやみつきになるほどの美味しさで!
ちなみに、写真には写っていませんが、うな丼を食べ進めていくと「ごはんとごはんの間」にもうなぎがサンドされており、2段のうなぎが楽しめますよ♪
このボリュームで2,150円というお得感。昨今、うなぎの値段は上昇するばかりのイメージがありますが(多分、都心部で同じものを食べたらプラス1,000円ぐらいするかもです)、並々ならぬ営業努力をされているようでした。
丸登屋さんはメニューも豊富で(※仕入れの状況で、日によって作れないメニューもあります)、一品料理のほか、「うるり」や「あじめどじょう」「地蜂」など地元ならではの季節料理も用意されています。
また、冬の時期限定ですが「鴨鍋定食」が絶品なんだとか!
これは、わたくしえさゆもぜひぜひ食べてみたいので、時期を改めて食べに行こうと思います(笑)
取材中も本当にステキな笑顔で応えていただいた丸登屋大将の森さん。
トントン拍子にお話しさせていただいたせいか、調子に乗った地域おこしライターえさゆうは「大将の趣味」についても聞いてみました(笑)
ホントに、本当に!笑顔がステキな大将と老舗感あふれる店構えの丸登屋さん。
こういうお店って少なくなっているような気がしますし、丸登屋さんはいつまでも居続けたくなるような居心地の良さがあります。
地元の方同士でもよし、若者同士でもよし、両親や祖父母を招待してもよし、というマルチな利用シーンにも最適な丸登屋さん。
カウンターを一歩出て、お店の奥へと進んで行くと、大小宴会を行える「宴会場」が設けてあるので大人数での利用も可能とのことです。
最後に、地域おこしライターえさゆうが「森さん、何歳まで現役を続けますか?」の質問に対し「あと20年は現役を続けます」と力強く返していただきました!
丸登屋さんがあと20年も続くなんて!夢のようです♪
末永くお店が続くように、食べに行かなくては!!
そして、そして!
本当に最後になりますが、大将からホームページをご覧のみなさまに一言いただいちゃいました!
「まずは、一度たべにきてくださいね♪」
※丸登屋さんイイお店ですし、大将イイ人ですし、もうクラックラです(笑)
【店舗情報】
店名:丸登屋(まるとや)
住所:岐阜県関市下之保2932-2
電話:0575-49-2005
日本平成村で創業120年を超える老舗料理屋を営む「じん」
取材協力:丸登屋(まるとや)森 光範さん
ライター:地域おこしライターえさゆう