平成村通信

【開催レポ】むぎがやがや会議で出てきた課題やアイデアはこちら!

むぎがやがや会議を開催しました!

むぎがやがや会議(武儀生涯学習センター多目的ホール)

2023年9月1日(金)19:00~20:30に、むぎがやがや会議を開催しました。

武儀地域在住・在勤の方々が「37人」参加しました。

なぜ、がやがや会議をやるのか?については、こちらをご覧ください
9/1 むぎがやがや会議を開催します!むぎの地域づくりについて、気軽に話し合う会議です! https://nihonheiseimura.org/mugigay...

 

当日の内容

当日は、①事前説明、②がやがや会議(課題出し)、③がやがや会議(アイデア出し)のシンプルな内容で進めました。

①事前説明

①開会挨拶(NPO法人日本平成村理事長 和座 豊秋)
②なぜ、がやがや会議を開催するのか?経緯説明
③地域委員会の説明、地域振興計画とは?
④NPO法人日本平成村が、これまで何に取り組んできたのか?

②がやがや会議(課題出し)

お菓子や飲み物を用意!

「がやがや会議」というネーミング通りに、お菓子や飲み物を用意して、リラックスしてがやがやできる雰囲気を作りました。

1グループ5名構成。「はじめまして」の方々も多かったため、自己紹介カードを使って「①名前、②出身地区、③最近食べた美味しかったもの」を紹介し、わきあいあいとした雰囲気でスタート。

武儀の課題出しに取り組む参加者

まずは「あなたが感じる武儀の課題は?」というお題で、付箋に各自課題を書き出しました。

「質よりも量」ということで、思いつく限りたくさんの地域の課題を出していただきました。

課題を模造紙上で共有します

今回のむぎがやがや会議では、20代から80代までの幅広い年齢層の方が参加。

年代によって課題に感じることにも違いがあり、多様な価値観に触れられる貴重な機会になりました。

地域づくりアンケート集計レポートより

ちなみに、がやがや会議を行う前に「地域づくりアンケート」を実施しており、その集計レポートも公表しています。

武儀地域づくりアンケートの集計レポートを公表します!武儀地域づくりアンケートの集計レポートを公表します! 2023年3月1日~3月20日まで実施された「武儀地域づくりアンケート」へご協力...

 

出てきた武儀の「課題」はこちら(214件)

昔からの行事の消滅 自治会 県道関金山線の活用
観光資源の発掘 観光客誘致 川あそびのルール
空き家の増加
鳥獣害
動物
医者 ガソリンスタンドが近いうちになくなる 老人等の足の確保
交通
高齢化による交通の不便
高校(通学)
通学に不便、関市中心部へ向かうバスが少ない 公園 つどいの場所
優良企業の誘致
西小学校活用
中濃高校の管理
若者の定住 若者の減少 出ていったら戻ってこない
子供の病院までが遠い
子供の定住

自然災害の対策 川沿いの竹やぶ 避難所
農業の人手不足
農業後継者不足
高齢化による農業の行く末
遊休農地の有効活用 山林農地の管理 農地・山林の維持

遊休農地の利用法
山林の活用
農業の担い手がいない 田畑の今後 耕作放棄
子育ての不安
小学校、中学校の今後
バスが上之保まで行かない
高校へのバス(武儀高・中有知高がない) 老人が病院等へ行く手がない(子は仕事に行っていていけない) 行事の継続
自治会での役員が多すぎる
世帯は変化ないが人口(若者)減
人口減
人口減少 子供が少ない 消防団の今後
道路がよくならない。昔のままである
防災!!道路
災害、水害
仕事場が少ない 道の駅若者利用 ガソリンスタンド
10年前の要望
武儀と上之保が仲良くなったらいいな
サル、イノシシ、シカ鳥獣対策→農作物の楽しみをうばう
消防団員確保 若年世代は遠くに・・・ 少子化
子供がいない
就職先を地域外に求めて若年者がいなくなる
人口減少
集落が消滅する 地元企業が少ない(就職先がない) 大切に守り抜いて育った子供たち地元から流出
若い人が働く場所が少ない
地元の働き場
若い人の活動の場
老息介護 おひとり暮らしのお年寄り増 1人世帯が多くなってきた?
老々介護
施設に入りたい!でも・・・年金が少なくて・・・
隣が遠くなった(話す人がいない)
使ってない施設の活用 空き家の管理ができない 高齢者世帯の増加
特産品のアピール
ごはん屋さんの充実
飲食店の減少
地域の魅力を発信。道の駅平成を含めてPR 公園がない?(知らない) ムギのいいところアピール
お店の充実
病院が遠い。院内も広くて大変
高齢化と人口減少
バス運行が少ない 食品等の買い物はマツオカさんを移動店舗で地域の高齢者の力になっている 車がなくては住めない
買い物へ行くのが不便なところがある
冬の道路の安全
高齢者の移動手段が少ない
自給自足ができなくなった 有償移動サービスの利用者に利用アンケートをとってみても 不耕作地
耕作放棄地が多い
農地の耕揆シカ・イノシシが人間より多くなる
空き家
空き家の宿泊貸出安く 空き家の実態を把握する コンビニがほしい
働く所がない
興味ない
山、空き家管理していない
高齢化 高齢者が高齢者の面倒みてる ガソリンスタンド岡部さんしかない
ガソリンスタンド難民になる2025年以降
ガソリン給油サービス
おかしを買う所がほしい
遊ぶ所がない 食べ物を食べる飲食店がほしい パチンコ屋があるといい
キッチンカーがほしい
旧下之保小学校がもったいない
子どもが少ない
旧下之保小学校宿にするといい 子供が少ない 喫茶店がほしい
給食費無料にしては
高校の授業料私立など高い
街灯が少ない
道路が整備されていない 川の氾濫 山が手入れされていないので崩れる
ヒノキと杉の山
土砂災害時、避難経路
家の山杯は手入れがしていない
バスが少ない 関⇔武儀 バスを運転できる人が少ない ご飯屋さん
お店が少ない
人が集まる施設(観光地)がない
店が少ない
商店街がなくなった 地元の店を応援する 飲食店の駐車場を増やす
若い人が働く所がない
働く場所
交流する場や機会がない
夜やっている病院がない 役員がまわってくる いろいろな役の引き受け手がいない
畑があらされる→動物
サル・シカ イノシシ被害
高齢化 老々介護
避難場に行く前の道が危ない 車の運転ができる間は良いがその後は困るかな 60代70代も働いている人が多く余裕がない
みんな時間の余裕がない
町民が交流するイベントなくなった 体育祭
少子化
子どもが少ない 若い人が少ない 津保川を汚す方がいる
川のゴミ
砂利が増えた 津保川
魚が減った
観光地のPR 地区内の交友 地域のにぎわい
集落の行事
キャッチフレーズの変更
空き家対策
交通手段の多様化 組織や団体の見直し 子供会
商店の活性化
ガソリンスタンド
コンビニ食料品
飲食店の集まり(集約) (管理者)所有者不明の土地 地区の公的建物等の保守
若者が住みにくい(公共交通が少ない)
若い人がすごせるスペースがない 少ない
誇れない人が多い
暗い 若い人が前に出る場が少ない 高齢の方々の力、圧力がある(手伝ってくれる方もいる)
魅力あるリーダーがいない
昔からの風習が邪魔
話し合う機会がない
富野へぬける道がせまい 迂回路が無い 車がないと不便
道路整備
人口減少 少子高齢化
人口の減少
人口減少 少子高齢化 イベントもっと盛り上げたい 自信持てる物、場所が無い
道の駅を活かしきれていない
人が大勢くる観光地が無い
荒地が多い
農業をする人が減少 休耕田が多い 農地が荒れている 山林の手入れが行き届かない 荒れる→倒木
セイタカアワダチソウが多い 荒地
椎茸生産者の減少
働き場所が少ない(地域外へ)
多くの人が働ける大きな会社が無い 働き手が少ない(従業員確保) 以上、214件

 

③がやがや会議(アイデア出し)

課題に対するアイデアを出し合う参加者

武儀地域の「課題」を出し合ったあとは、それらの課題を解決するアイデアを出し合いました。

課題214件に対して、60件のアイデアが出ました。各グループまとめ方に特徴がありました!

アイデア出しの後は、グループで話し合ったことを全体共有しました。

全体発表する参加者

課題出し20分、アイデア出し30分、全体発表20分のシンプルな進行。

参加者によっては、息が上がるほど(笑)の発表を行った人もいらっしゃいました!全体発表は、全グループが行いました。

 

武儀の課題解決の「アイデア」はこちら(60件)

道の駅を拠点にして観光ルート 観光バス、ブライダル撮映、婚活事業、宣伝、モネの池のマネ 草刈り管理
道の駅、JA、タンクローリー、電気に変える
田舎のつきあいを考える、ロープウェイ、パフォーマンス宣伝
うかい路、トンネル
農協が中心となり法人を設立し、津保川地域を担う 子供18歳まで毎年100万 鵜沼行きのバス
週末限定の夜10時ごろに帰ってこれるバス
高校をつくる
土日もデマンドバス
在宅勤務できる空き家を整備する 自治会の役員を減らす 税金免除
地区に入居者は助成金
トンネルを作る
大企業を誘致
NPOでスタンド設置 廃校舎を利用した共同生活のススメ 毎日連絡する
隣り近所の声かけ
オンラインテレビ会話
保育園のお散歩コースに1つは遊具を配備して
週に1回は会いに行く 高齢者専用マンションの建設 シェアハウス
福祉まかせにしない
ジビエ
田舎の映画館
テーマパーク作る アスレチックパーク→お腹空いて→飲食店 休耕田(休耕地)を活用してヒマワリ畑(花パーク)
博物館、美術館
バエスポット作り
お店を募集する
津保川水族館 病院(中濃)付き添い(美濃)ボランティア のりあい自家用車
タクシー会社
岐阜バスの運行増
自動運転モデルシティ
普通の人がタクシーがわりになる NPOに有償運送専用回線を(短縮ダイヤル等) バス(小さいの)を増やす
白タクする
買い物代行
サイクリング客用の道をつくる
図書館に喫茶店をつくる ハンドドリップ自分でコーヒーをいれる 家プレゼント
リフォームした空き家を貸し出し
空き家が見つからないを改善する
貸別荘 釣り客も使える
七輪やアウトドアグッズ貸し出し つぼ川守ろう会 このような会を重ねて、より意識を高める
地元の方々が楽しめる街に
武儀に誇れる物が欲しい
学校の近くに若者のたまり場を作る

 

むぎがやがやフリースペースを設置しました

当日、お仕事や用事等で、がやがや会議に来れなかった方々もいらっしゃることと思います。

また、がやがや会議に出たあとに、いろいろな「課題」や「アイデア」が浮かんできた方もいることと思います。

そういった方々が、想いを自由に投稿できるスペースを、武儀生涯学習センターへ設置しました。

2024年1月16日まで設置しますので、ぜひご利用ください。

また、オンラインフォームも開設しています。

 

今後は、団体ヒアリングを実施予定です

これまで、NPO法人日本平成村では、令和6年度からの武儀地域振興計画を策定するために、以下の取り組みを行ってきました。

①NPO法人日本平成村のこれまでの実施事業の見直し(関係者のみ)

②地域づくりアンケート(武儀在住の中学生以上の全住民が対象)

③むぎがやがや会議(9/1)37人参加

④むぎがやがや掲示板を武儀生涯学習センターへ設置(9/6)

⑤団体ヒアリング実施(9月下旬~10月下旬予定)

⑥武儀地域振興計画の作成(11月~令和6年3月予定)

今後は、武儀地域の各種団体の方々へヒアリング(9月下旬~10月下旬予定)を実施する予定です。

次いで、これまでの取り組みを取りまとめ、令和6年度からの武儀地域振興計画を策定します。

 

今後ともNPO法人日本平成村をよろしくお願いいたします。

 

問い合わせ先

NPO法人日本平成村 0575-49-2855

住所:〒501-3501 岐阜県関市富之保2001番地1